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EPEL パッケージメンテナの一般的な作業内容
この作業内容は、あなたの雇用主やスポンサー企業から与えられた既存の作業内容に追加されることを意図しています。この文章は、個々人の既存の役割と作業内容を分割し易くすることを目的としています。このことにより、あなたがパッケージメンテナンスの能力を持つことを要求せずにパッケージサポートの寿命を保証することができます。
あなたはここで便利なケースを見つけるかもしれません。例えば、あなたの雇用主は自社のインフラで EPEL パッケージを使用しています。そのような状況で、何が起こってもあなたのパッケージが生き続けるのを保証することが雇用主や Fedora に対するあなたの義務です。
一般的な作業内容
EPEL パッケージメンテナ
この役割は Fedora プロジェクトを通じて1つかそれ以上のパッケージをメンテナンスすることを担います。これらのパッケージは EPEL(http://fedoraproject.org/wiki/EPEL) リポジトリ内でリビルドされます。パッケージリストはここでは具体的に一覧にしません。パッケージリストは時間が経つと変更される可能性が高いからです。そして、グループマネージャやプロジェクトリーダーがパッケージリストをメンテナンスするべきです。
何らかの組織の要望を超えて、この組織ではこれらのパッケージをメンテナンスする責任を負いません。全ての責任は完全に自発的な意思によるものです。今後、この組織が1つかそれ以上のパッケージのメンテナンスのサポートを望まないなら、その唯一の責任は独りぼっちなパッケージへ通常の作業方法をフォローすることになります。
メンテナの役割は Fedora コミュニティとパッケージングに関してやり取りすることに責任を持っていて、パッケージをビルドしたり、メンテナンスしたりする全てのガイドラインと作業方法は Fedora に特化されたものになります。また、メンテナンスするパッケージのアップストリームとやり取りします。
通常のパッケージはオープンソースプロジェクトで開発されるものです。場合によっては、あなたの所属組織になるかもしれないし、アップストリームのプロジェクトを管理することになるかもしれません。メンテナというポジションの最も需要な役割はパッチ、バグ修正、セキュリティ問題を解決するアップストリームの更新、新機能の追加を提供する通り道になることです。
EPEL プロジェクトは RHEL の特定リリースにおけるパッケージと同期しています。EPEL パッケージをメンテナンスするために、少なくとも RHEL の特定バージョンの1つは同期してメンテナンスしなければなりません。Red Hat や CentOS のような他のディストリビューションがビルドしたものを使用して、メンテナンスを行うこともできます。
作業上の義務
- アップストリームとやり取りする
- Fedora や EPEL のサブグループとやり取りする
- 対象とするエンタープライズ Linux のライフサイクルの期間中、パッケージをメンテナンスする
- セキュリティアップデートを提供する
- 適度にパッケージングコミュニティを活発にする
- Fedora や EPEL の全てのガイドライン、作業方法やルールに従う